2024/09/14(土) 2日目
こちらの記事は道の駅巡り 道東・オホーツク編②の2日目です。
1日目はこちらを参照
2日目:道の駅 知床・らうすまで
羅臼町で迎える2日目の朝。天気は上々です。
ここは知床を巡る観光船が発着する場所ですね。

普段から餌のおこぼれをもらっているのか、人を警戒する様子のないカモメ。
こいつはクチバシが真っ黄色なのでカモメですね、近くで見ないとウミネコとの見分けがつかない。

南側、国後展望塔方面。
山の上にある展望塔からの眺めは良さそうですが登山する時間はちょっとないので別の機会に。

昨日主に通ってきた国道335号沿いにあるのが道の駅 知床・らうすです。
国内で2番目に東にある道の駅、1番はスワン44ねむろです。

1F、情報掲示板にはデカデカと北海道を代表する動物たちのポスターが飾られていました。
スタンプがあるのもこの場所です。

というわけで押しました。
営業時間9:00~/10:00~とありますがここはオープン前にも入れましたね。

スタンプブックの情報とは異なりますが、2Fにある知床食堂は朝8時からオープンしています。
8時20分くらいに入店したらもう既にそこそこお客さんがいました。

いくらカニサーモン丼、朝から奮発しちゃいました。

オホーツク海と、その先の国後島を眺めながら優雅に食事を楽しめます。
朝の日差しが眩しい。

1F部分は漁協の直営店とお土産屋。
新鮮な魚を買って冷凍発送もいつかはやってみたいところではありますが、
無難に?常温で持ち運べる羅臼昆布だしを購入しました。

まだバスの時間まで余裕があるので、羅臼神社に寄り道。
町民体育館の脇に参道があります。

こちらが本殿。航海安全・漁場繁栄を願って江戸時代に創立、明治になって現在の場所に移動しました。
シャチのお守りが買えるらしいです。

神社からバス待合所に行くまでの道でエゾシカの親子と遭遇。
この後道路を渡って民家の駐車場で止まっていたんですが、
ちょうどその家の住人が車で戻ってきて困っていた感じでした。これもよくあることなのか。

道の駅からはだいたい1km、羅臼営業所に到着。
ここから知床(ウトロ)方面へのバスが発着します。

釧路-羅臼のバスは通年運行ですが、
羅臼-ウトロは知床横断道路の開通期間の関係で3か月ほどの期間運行です。
この日は9月14日なので、シーズンとしては終盤。

2日目:道の駅 ウトロ・シリエトクまで
10:20 羅臼営業所 斜里バス 羅臼線 ウトロ温泉バスターミナル行
ウトロ 9:20発羅臼行のバスがやってきました。これが折り返し10:20発のウトロ行になります。
行先表示、カタカナでラウスなんですね。

知床横断道路に差し掛かる前にあるのが羅臼第一ホテル。
羅臼でじゃらんから予約できる数少ない宿でしたが、羅臼営業所バス停から約2km。
夜の時間帯、土休日はタクシーがおらず送迎もないということだったので諦めました。
ヒグマもエゾシカもそこかしこにいそうなこの土地で歩きはちょっと、リスクを感じた。

知床側にもありますが、羅臼のビジターセンター。
近くに羅臼間欠泉があり、50~70分間隔で天然のパワーで水を噴き出しています。

ゲートをくぐっていよいよ知床峠越え。バイクで駆け抜けるのも気持ちよさそうですね。
本州から来る場合、ここまで走ってくるというのが一つの難関ですが、、

みるみるうちに標高を上げていき、オホーツク海と国後島もまた見えてきました。
ちなみにバスの中は私を入れて乗客2人くらい。
一応3連休だったんですが初日に羅臼まで到着するのはなかなか難しいから?ですかね。

遂に全貌が見えてきた羅臼岳。別名知床富士で美しい形をしています。
活火山ですが前回の火山活動は500~700年前、現在は平穏な状態を保っています。
ちなみに国後島に羅臼山というのがあって地味にややこしい。

海抜ほぼ0mの羅臼市街から600mほど登ってきました。

峠の頂上の少し手前にある羅臼湖入口の停留所。
羅臼湖は羅臼岳に対して道路を挟んで反対側にある天頂山の噴火によってできた湖です。
ここから登山道を2時間ほど歩けばたどり着けるようですが、、なかなか勇気がいる。
ただちょうどすれ違った反対方面のバスで下車している外国人観光客がいましたね。

知床峠のモニュメント。この辺で撮影すると綺麗に撮れますよ~っていう場所ですね。
峠の頂上を境にして斜里町と羅臼町の領地が分かれています。

反対側の駐車場にはバイクや自動車が多く停まっており、皆さん写真撮影に勤しんでいました。
降りてしまうとその後の工程がキツイので、残念ですがここは通過。

ただ車窓を眺めているだけでも十分楽しめる時間はあります。
ウトロ側に下っていくとほどなくして森に隠れてしまうので、羅臼側の方が羅臼岳はよく見れます。

一気に下ってウトロ側のビジターセンターとなる知床自然センター。
知床五湖など、知床半島の先端部に進みたい場合はここが拠点となります。

再びオホーツク海。知床半島を挟んだ反対側の海までやってきました。

終点の少し手前、北こぶし知床ホテルリゾートの目の前にある停留所で下車。
道の駅の最寄りというわけではなく、近くにセブンイレブンがあって現金を下ろしたかった。
しかしこんな所まで大手コンビニが進出しているのは凄いですね、
観光客の多く集まるエリアというのもありますが。

バス停から歩いて500mほど、道の駅 ウトロ・シリエトクに到着しました。

併設しているのが知床世界遺産センター。
知床の自然に関する情報が展示されています。
これのお陰か、道内の道の駅ランキング2024で
”道路や地域に関する情報提供が充実していたと感じた「道の駅」部門”の1位に輝いています。

館内にいたオオワシ。実物大のようですがこれは弱そう。




道の駅の裏手、海側の方に進むとあるのがウトロ鮭テラスというスポット。
2Fの観覧テラスから鮭の水揚げの様子を見学することができるんですが、、

もうお昼なので当然撤収済み。
鮭漁のシーズンは9~10月、水揚げ作業は朝7:00~10:00頃に行われるそうです。


近くにはペレケ川が流れていて、時期によっては鮭の遡上が間近で見られるそうです。

2日目:道の駅 しゃりまで
12:30 ウトロ温泉バスターミナル 斜里バス 知床エアポートライナー 女満別空港行


















2日目:道の駅 パパスランドさっつるまで

16:03 知床斜里 釧網本線 普通 釧路行












18:39 札弦 釧網本線 普通 網走行




- ここまでの移動経路まとめ
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徒歩 600m
「道の駅 知床・らうす」
徒歩 1.0km
10:20 羅臼営業所→11:10 北こぶしリゾート前 1380円
徒歩 500m
「道の駅 ウトロ・シリエトク」
徒歩 500m
12:30 ウトロ温泉バスターミナル→13:17 斜里バスターミナル 斜里バス 1650円
徒歩 300m
「道の駅 しゃり」
徒歩 300m
16:03 知床斜里→16:27 札弦 釧網本線 440円
徒歩 600m
「道の駅 パパスランドさっつる」
徒歩 600m
18:39 札弦→19:49 桂台 釧網本線 1490円

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