2024/06/17(月) 4日目
こちらの記事は道の駅巡り 道北編①の4日目です。
1日目, 2日目, 3日目はこちらを参照
4日目:道の駅 ほっと♡はぼろまで
おはようございます。時刻は朝の6時。
出発の前にホテル周辺に広がるみさき台公園を見て回ります。

前回の記事で触れたしょさんべつ天文台。意外とコンパクトに収まっている?

キャンプ場エリア。車は結構いますがテントはあまり見えない、既に撤収したんでしょうか。

こちらはバンガロー。9棟もあるし結構人気なのかな?

金毘羅岬灯台。北海道西岸を航行する船舶の道しるべとなっており、
建設から50年以上経過していますがまだ現役です。

名前の由来は、この岬で四国の金毘羅様のお札が流れ着いた縁から。
金毘羅を祀った神社が階段を下っていくとあります。

入口の鳥居。舗装されていますが海岸線とほぼ同じ高さです。

神社だと思って撮ったんですが第二鳥居。夕陽や朝日を重ねて撮ると良い写真になります。
本殿は左にある岩場の窪んだ所に建てられてます。もう少し奥まで進まないとたぶん見えない。

戻ってこちらがレストラン。アイスクリームやお土産も売っているようです。
5月~9月の季節限定営業で毎日営業は7~8月のみ。海水浴客がメイン客層なんでしょう。
ホテル内にもレストランはありますしね、

06:49 しょさんべつ温泉 沿岸バス 幌延留萌線 留萌市立病院行
ホテル前のバス停に戻ってバス移動開始。
オロロンライン沿いで一か所取り残した羽幌の道の駅に行きます。
営業開始が早いのでルート構築上都合がよかった。

07:19 羽幌北大通1丁目で下車。羽幌町の中心地に近いところです。
平日朝の時間帯ということで学生10人くらいが乗ってました。
昨日からの体感だと学生の通学と高齢者の日常移動にはある程度使われていそうです。

少々歩いてはぼろ温泉サンセットプラザというホテルに到着。
どこからどう見てもホテルですが、ここが道の駅として指定されています。
売店などがあるところに宿泊施設が併設されているケースはたまに見受けられますが、
これだけホテルの主張が強い、というかホテルそのものな道の駅はレア度が高いです。

沿岸バスの他に、羽幌町のコミュニティバスほっと号が公共交通機関としてありますが
市街地を巡回するバスなので地元住民以外が活用するのは厳しい。

正面は駐車場スペースとなっているので左側のところに入口があります。
フロントの手前に売店、というかお土産売っている場所があるので
営業時間内なら宿泊客以外でも入れます。
そのほかレストラン、日帰り温泉、展望ロビーが利用可能。

入口からまっすぐ進んだ奥のあたりにスタンプがいました。

スタンプはホテルの外観と隣にあるはぼろバラ園のバラ。
ホテルに隣接したところにありますが、見頃は7月~8月でこのときは外れていたので立ち寄りませんでした、

羽幌町の特産は漁獲量トップクラスの甘えび、ということで甘えび関連商品。
2018年頃の記事は日本一と書いてありましたが、今は濁した書き方になっていたのでトップではなくなっているかも?
あと昨日の夜固形物を食べてないので食料になりそうなものを確保。

住所 | 苫前郡羽幌町北3条1丁目29番地 |
---|---|
電話番号 | 0164-62-3800 |
営業時間 | ・フロント前売店 7:00~21:00 ・レストラン 11:30~14:30, 17:30~20:30 |
定休日 | メンテナンスのため、年2回休館 |
スタンプ | ホテルフロント1F |
登録日 | 1998年4月17日 |
HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18835 北の道の駅:https://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/1747/ はぼろ温泉サンセットプラザ:https://sunset-plaza.com/ |
ルート研究 | TBD |
4日目:道の駅 わっかないまで
07:48 羽幌北大通1丁目 沿岸バス 幌延留萌線 豊富駅行
これで留萌~幌延間の道の駅は制覇。最北の地稚内へ向かいます。

羽幌→初山別の区間はアップダウンがあります。今日も本降りの雨に遭遇。

陸上自衛隊、天塩訓練場の敷地。
奥に停まっているのは、たぶん関係車両じゃないでしょうか。

天塩町を過ぎると国道232号線は内陸へ。天塩川に架かる天塩大橋を渡って幌延町に入ります。

宗谷本線の線路と合流。終点が見えてきました。
余談ですが、10年近く前に同じルート(留萌→幌延→稚内)で宗谷岬を目指したことがあって、
幌延で乗り継ごうと思った列車が車両故障で運休になってしまい詰んだ、ってなったときに
踏切近くの交差点で一般車を捕まえようとしたことがあります。
場所が悪く国道のバイパスに入る直前のところだったので全然停まってくれなかったのと、
蚊に刺されまくって5分くらいで撤退しましたが、、
結局夜遅くになるまで4時間近くアブがブンブン飛ぶ幌延駅で待ちぼうけしました。
※2025/8月時点のダイヤでいうと、18:40発稚内行の普通列車が運休→22:53発の特急サロベツ3号まで待つのと同じ

そんな幌延駅です。今日は下りずに隣の町豊富まで行きます。

通し運賃が2780円になったところでバスはいったん終点扱い。
幌延~豊富間にある幌延地層研究センターで形式上系統が分割されているので
ここで降りない場合も精算が必要になります。
実際は同一の車両で豊富駅まで運行、特別長い停車時間が取られているわけではありません。

その幌延地層研究センター。放射性廃棄物の地層処分方法を研究している施設です。
一度行ってみたいところですが気軽に訪問できる場所ではない。

続いて日本最北の温泉地、豊富温泉の温泉街周辺。
石油が混ざった泉質でアトピー性皮膚炎に効果があると話題です。
私もアトピー肌だと思ってる(小学生くらいまではそうでしたが、今は病院で診断を受けていないので自称)ので
1か月くらい長期滞在してみたいな~って時々考えています。

10:15 だいたい2時間半の乗車で終点の豊富駅に到着しました。いや長かった。

豊富温泉歓迎、の看板がありますが駅から4kmほど離れたところなのでバスやタクシーでの移動推奨です。
徒歩圏内はスーパーとセイコーマートがあり、待ち時間で食料の調達はできます。

豊富は特急停車駅で行き違い可能。跨線橋は主要産業の酪農デザインです。

セイコーマートで売られている牛乳やヨーグルトも、豊富町産の生乳を使用。
町内にある豊富牛乳公社という会社の工場で生産されています。

11:16 豊富 宗谷本線 普通 稚内行
1時間ほどの待ちで宗谷本線に乗車。
出発時間近くになるとそれなりにホームで待っている人がいました。豊富温泉の宿泊客?

急速に駅の廃止が進んでいる宗谷本線ですがまだ生き残っている兜沼駅。
サロベツ原野の北端付近にあり、駅名と同じ兜沼がすぐそばにあります。
咲いている白い花はマーガレット?らしい。

こちらは2025年3月で廃止になってしまった抜海駅。
開業は1924年で木造駅舎のある駅としては日本最北、また最北の秘境駅とも呼ばれていました。
駅の取り壊しも行われ、もう見ることのできない景色です。


抜海駅を出てすぐ、短い時間ですが日本海が車窓に映ります。
これが見えると稚内はすぐそこという感覚に。

12:07 日本最北端の稚内駅に到着しました。何度来ても達成感を感じます。

1日に発着する列車は特急3本、普通3本の計6本。1面1線の棒線ホームで事足りる量となっています。

稚内の道の駅は、JRのエキナカにある複合施設となっています。
2012年に再開発された新駅舎がオープン、その際に道の駅として登録されました。

かつては稚内港方面まで線路が続いていた、ということで
駅舎を突き抜けて駅前の広場にも車止めが設置されています。

目的の1つ、端ッコスタンプラリーのARマーカーは駅内の観光案内所に設置されています。
ここでスタンプを取得すれば宗谷岬制覇、という扱い。
宗谷岬にもBase-Soyaという観光案内所のような施設がありますが冬季閉鎖なのでここになった?
まあ宗谷岬に行って帰ってくるのは結構大変(稚内駅からバスで約50分、1日4本)なので
こちらの方が正直ありがたいです。

無事スタンプを取得。あとは最南端です。
最北端とは異なり、最南端に公共交通機関のみで行くのはSSSランクの難易度なんですがそれはまた別の記事で。

道の駅のスタンプも観光案内所に。

道の駅用のスタンプの他に観光地スタンプも謎に揃っていました。
こういうのは観光地にそれぞれ置いて集めたりするものでは?

デザインは利尻富士と稚内港の防波堤ドーム、あとはご当時キャラの間宮林蔵からとったりんぞうくんです。

これまた駅の中にある食堂で昼食をいただきます。
稚内丼という名前だったな?ホタテを卵でとじたような丼。

お土産は稚内産かにみそやとろろ昆布など。

住所 | 稚内市開運2丁目 |
---|---|
電話番号 | 0162-29-0277 |
営業時間 | ・休憩コーナー 5:00~10:00 ・観光案内所 10:00~18:00 ・売店 8:30~18:00 (7月~9月), 9:00~18:00 (10月~6月) ・カフェ 8:00~18:00 ・食事処、スイーツ店 10:00~17:00 |
定休日 | 年末年始 ※スイーツ店は毎週水曜日も含む |
スタンプ | 駅構内観光案内所 |
登録日 | 2012年3月26日 |
HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18899 北の道の駅:https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3126/ KITAColor(駅内施設) HP:http://www.kitacolor.com/ |
ルート研究 | TBD |
4日目:帰宅まで
13:40? 稚内駅前ターミナル 宗谷バス 空港連絡バス 稚内空港行
帰路は稚内空港から。フェリーターミナル始発の空港連絡バスに乗り込みます。
この日は結構客がいた。空港到着まで立ちっぱなしでしたね。

30分で稚内空港に到着。羽幌にいた頃とは打って変わって晴天になりました。

ちょっと外に出てみるかな~と思いましたがデッキは閉鎖中でした。たぶん強風の影響。

でも屋外に出なくても4Fに屋内デッキがあります。駐機場と海がよく見える。

こちらは空港入口側。奥の方に風車がかすかに映っています。

稚内空港から定期で出ているのはANAの新千歳行と羽田行のみ。
FDAの神戸行きとは何ぞや?という感じでしたが季節運航のチャーター便があるみたいですね。

15:10 稚内空港 ANA574便 羽田空港行
手荷物検査を済ませていざ出発。羽田行は夏の期間だけ1日1便→2便になります。
以前に乗った新千歳行の便はプロペラ機だったのでめっちゃ揺れた思い出がありますが
羽田行は3席/3席の中型機体でした。

17:10 羽田空港に着陸。これくらいの時間に羽田に着ければ当日中に余裕を持って長野に帰れます。

18:40 東京 北陸新幹線 あさま625号 長野行
東京モノレール+JRで東京まで移動していつもの北陸新幹線。

たまには、ということで東京駅で駅弁を調達しました。
インフレ影響で結構なお値段ですね、比較的安かったしらす弁当(1100円)にしました。

20:25 佐久平 小海線 普通 小諸行
佐久平には20時2分到着。小諸行最終の1本前の列車に乗ります。
佐久平駅は新幹線開業時に合わせて無理やり作った駅なので仕方がないんですが、ホームが狭い狭い。
黄色い線の内側で人がすれ違うのが困難です。

20:40 いつもの小諸に到着して終了です。平日なので送迎の車が多いですね。

- ここまでの移動経路まとめ
-
06:49 しょさんべつ温泉→07:19 羽幌北大通1丁目 沿岸バス (610円)
「道の駅 ほっと♡はぼろ」
07:48 羽幌北大通1丁目→10:15 豊富駅 沿岸バス (1830円)
11:16 豊富→12:07 稚内 宗谷本線 1130円
「道の駅 わっかない」
13:40? 稚内駅前ターミナル→14:10? 稚内空港 宗谷バス 700円
15:10 稚内空港→17:10 羽田空港 ANA574便 11370円 (SVSale)
17:38 羽田空港第2ターミナル→17:57 浜松町 東京モノレール 519円 (IC)
18:06 浜松町→18:13 東京 山手線内回り 167円 (IC)
18:40 東京→20:02 佐久平 北陸新幹線 4370円 (えきねっとトクだ値14, 30%off)
20:25 佐久平→20:40 小諸 小海線 210円
※沿岸バス乗車区間は 萌えっ子フリーきっぷ2日券を使用、()内は乗車日時点の正規運賃
訪問した道の駅一覧
前日と合わせて計8箇所。留萌~稚内の区間は漏れなく攻略しました。
端ッコスタンプラリーのほうも最北端側は取得完了。最南端は来月(2024/7)に計画立てています。
さんふらわあ 端ッコスタンプラリーに挑む―最北端編/【道の駅巡り】北海道ー道北編①はこれで終了です。
次回の旅行に続く
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