※この記事はさんふらわあ 端ッコスタンプラリーに挑む―最北端編 3日目の内容を兼ねています。
2024/06/16(日) 3日目
こちらの記事は道の駅巡り 道北編①の3日目(前半)です。
1日目, 2日目はこちらを参照
3日目:道の駅 るもいまで
フェリーで大洗から苫小牧へ渡り、高速バスを乗り継いで留萌までやってきました。今日は3日目です。
普段は9割方素泊まりですが、出発まで余裕があったので朝食付き。
タラコやイクラが用意されていて中々よかったです(質は相応)。

ホテルを後にして道の駅巡り、、の前に沿岸バスの営業所へ。
ここでフリー切符を購入します。現金の手持ちが少ないのでクレジットカード使えるといいなぁ。

普通に現金オンリーでした。3900円で2日間フリーの切符を購入。
沿岸バスはオリジナルの美少女キャラクターを前面に打ち出して道外からの集客を図っています。
2009年からやっていてこれまでに70人近くが登場。思ったより歴史が長い。

切符も用意できたことで本日1箇所目、道の駅るもいにやってきました。

面積約18,000平米の芝生が広がる船場公園の敷地に建設されたものです。
2020年開業で割と新しめ。

公園の敷地はかつて旧国鉄羽幌線のホームや機関庫だった場所を活用しています。
廃止から40年経っているので面影は全くない。

ガーデンスペース。色鮮やかで目の保養になります。

公園の隣は2023年3月末で廃止となった留萌本線の留萌駅ホームがあります。
跨線橋や駅舎はまだ残っている状態。

鉄道営業時は公園と駅は行き来不可でしたが、現在は連絡通路ができて移動が楽になっています。

こちらが公園の管理棟。観光案内所や休憩室があります。

右の建物は地域のFM放送局”もえる”のスタジオとコワーキングスペース。
もえるは元々留萌駅舎の2Fにありましたが移転したようです。

管理棟の奥にあるのがちゃいるもという施設。室内遊具が設置されています。
特産品販売とスタンプもここ。

というわけでスタンプ。あまり安定感のない台です。

さっきから写っている黄色のハッピーターンみたいなキャラはKAZUMOちゃんといいます。
留萌市、数の子生産量日本一ということで生まれました。

KAZUMOちゃん、気に入ったのでミニタオルを購入。あとはニシン昆布巻きです。

住所 | 留萌市船場町2丁目114 |
---|---|
電話番号 | 0164-43-1501 |
営業時間 | ・道の駅 9:00~17:00 ・屋内交流・遊戯施設「ちゃいるも」 9:00~17:00 |
定休日 | 年末年始(12月31日~1月5日) |
スタンプ | 屋内交流・遊戯施設「ちゃいるも」入口近く |
登録日 | 2020年3月13日 |
HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19943 北の道の駅:https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/23225/ 道の駅るもいHP:https://www.michinoeki-rumoi.info/web/ |
ルート研究 | TBD |
道の駅るもいの最寄りのバス停は船場公園前というところです。道路を挟んですぐそこ。

船場とあるようにすぐそばは留萌港があり、カモメがそこらをうろついてました。
食料盗られないように注意。

3日目:道の駅 おびら鰊番屋まで
09:36 船場公園前 沿岸バス 幌延留萌線 豊富駅行
いよいよ国道232号、通称オロロンラインと呼ばれる日本海沿岸のルートを進んでいきます。
ドライブやツーリングのルートとして有名なところですが路線バスで行きます。
留萌市立病院―豊富駅の間の停留所数は169で日本一ということになっています。
ソースが2018年でしたがこの情報合っているのかな?
バスの停留所はいくら利用者が少なかろうとそうそう廃止になるものではないですが、
※運行距離トップの八木新宮線は停留所数168、幌延留萌線は実際は途中で系統が変更されるため同一路線として扱ってよいかは微妙なところ。

見た目は路線バスですが、座席は4列シートでした。
全車両がこうというわけではなく一般的なタイプも来ます。

留萌川を渡って国道232号線へ。この辺りのT字路で231号線→232号線に切り替わります。

ほどなくして次の自治体、小平町へ。
でっかいモニュメントですが倒れてきたら危なさそう。

小平町の役場(の隣にある健康福祉センター)。役場のあるあたりが町の中心部ですが
道の駅はさらに北へ進んだ鬼鹿という地区にあります。

写ってはない、ですが奥のほうにゆったりかんという宿泊施設があります。
今日の宿泊場所の候補にしていました。
各自治体に1件はそれなりの規模の温泉宿があるのであるので迷ったんですよね。

この先苫前町に入るまでくらいは海岸線近くまで崖がせり出している地形になっています。
砂浜のゴミ多いな。

10:06 花田番屋前で下車。ニシン番屋の番屋です。
右側に見えているのが道の駅。

海側は公園になっていて、車を停められるスペースもあり。
慰霊碑は終戦直後にソ連からの砲撃を受け留萌沖で船が沈没した事件の犠牲者を祀ったものです。

道の駅 おびら鰊番屋は3つのエリアで構成されていて、うち2つがこちら。
左の建物が観光交流センター、右の建物が食材供給施設(食堂みたいなところ)です。
道の駅としての登録自体は1996年ですが、2015年にリニューアルオープンして今の姿になっています。

観光交流センターの入口。ヤン衆っていうのはニシン漁のために雇われて働いていた人の呼称です。
本州からの出稼ぎでやってくるものもいたとか。

吹き抜けのホールには実際に使用されていた大漁旗がびっしり。いつ頃の時代のものなんでしょう?

スタンプは観光交流センター内。売店とホールの間くらいのところだったと思います。
(間違ってたらすいません)

絵柄は旧花田番屋の建物と、海側の公園に銅像が建っている松浦武四郎でしょうか。

道の駅から少し南側に行ったところにあるのが3つ目のエリア、旧花田家番屋です。
現存する番屋としては道内最大規模ということもあって、国指定重要文化財に指定されています。
この番屋は明治期、この地域のニシン漁のボスだった花田伝作氏の屋敷となっていて、
当時は約200人の雇人を収容していました。
中は雇人の寝床とみられる2段、3段構造のスペースがいくつか見られます。
ただ木造の断熱も何もない建物なので、冬は相当厳しい環境だったでしょう。

紹介忘れていました。売店でタコ足スライスと黒いまんじゅうを買っています。

住所 | 留萌郡小平町字鬼鹿広富 |
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電話番号 | 0164-56-1828 |
営業時間 | ・食材供給施設(売店) 8:00~17:00 (5月~10月),9:00~16:00 (11月~4月) ・食材供給施設(レストラン) 10:30~16:00 (5月~10月),10:30~14:00 (11月~4月) ・旧花田家番屋 8:00~17:00 (5月~10月),9:00~16:00 (11月~4月) ・観光交流センター(ギャラリー) 9:00~18:00 (4月~11月),10:00~17:00 (12月~3月) ・観光交流センター(売店) 9:00~18:00 (4月~11月),9:00~17:00 (12月~3月) |
定休日 | ・食材供給施設、旧花田家番屋 毎週月曜日、年末年始 ※6月第3月曜日~8月第2月曜日は無休 ・観光交流センター 年末年始 |
スタンプ | 観光交流センター内 |
登録日 | 1996年4月16日 |
HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18812 北の道の駅:https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/744/ 小平町観光協会:https://www.town.obira.hokkaido.jp/kanko/ |
ルート研究 | TBD |
3日目:道の駅 風Wとままえまで
11:16 花田番屋前 沿岸バス 幌延留萌線 豊富駅行
1時間後のバスで引き続き北へ。
滞在中に通り雨がやってきて地面がだいぶ濡れました。

また雨。どうも安定しない天気です。
ここはたぶん上平バスターミナルというところ。ここから内陸の古丹別という地区に向かうバスが別で運行されています。
幌延留萌線のルートに組み込むとあまりにも遠回りになるので、分割されているんでしょう。

苫前町に入り、風車が見えてきました。
冬は強風の吹き荒れるこの地域で何とか風を活用できないか、ということで
町が風力発電事業をスタート。その後全国初の民間企業による本格的な風力発電施設が建設されました。

11:45 苫前上町で下車。道の駅は国道沿いではないのでちょっとだけ歩きます。

徒歩5分で到着、道の駅 風Wとままえです。読み方は風W(ふわっと)、捻りだした感がありますね。
自分だったらまず思いつかない。

外にあるのが直売所。温泉施設メインだからかそんなにスペースは広くなかったですね。

苫前町は米作りが比較的盛んに行われているようで、ブランド米ななつぼしを購入。
風が強いので病害虫が発生しにくいと紹介されていました。

施設内の案内。フロントがあるように宿泊もできます。勿論日帰り入浴にも対応。

お風呂は今はまぁいいかなという感じだったので、レストランで食事。
温泉施設定番?の天丼です。

スタンプはホテルのフロント付近にありました。

スタンプは簡潔なデザインの風車。やはり風力発電の街でPRしていますね。

外に出ると海を眺めながら入れる足湯があります。
このときは小雨気味だったので利用者はなし。
天気が良いと焼尻島と天売島が見えるらしいですね、この日はちょっと厳しかった。

隣の敷地はオートキャンプ場。日本海に浮かぶ夕日を独占できるスポットです。

こちら側からみると、道の駅の建物が東京ドームみたいな屋根になっているのがよくわかります。

オートキャンプ場から羽幌方面を撮影。
ここに写っている風車は現役で、老朽化したやつを建て替えて2020年に新規稼働しています。

まだ時間があるので少し歩いて、車窓から気になったこちらを見に来ました。
なんともリアル?な熊。三毛別熊事件が起こったのが苫前町なんですよね。おそらくその関係。

とままえだベアーがあるのは役場のすぐ近く、あんまりふざけたことはできないです。

住所 | 苫前郡苫前町字苫前119-1 |
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電話番号 | 0164-64-2810 |
営業時間 | ・道の駅 7:00~22:00 ・レストラン 11:30~15:00. 17:00~21:00 ・直売所 8:00~18:00 ・日帰り温泉 10:30~22:00 |
定休日 | なし |
スタンプ | 施設内フロント近く |
登録日 | 2006年8月10日 |
HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/18799 北の道の駅:https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/499/ とままえ温泉ふわっとHP:https://fuwatt2810.info/ |
ルート研究 | TBD |
まだ前半戦ですが、、長くなりそうなのでここで一度区切ります。
続きは次の記事(後半)で。
- ここまでの移動経路まとめ
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※全行程で沿岸バス 萌えっ子フリーきっぷ2日券を使用、()内は乗車日時点の正規運賃
徒歩 800m
「道の駅 るもい」
09:36 船場公園前→10:06 花田番屋前 沿岸バス (680円)
「道の駅 おびら鰊番屋」
11:16 花田番屋前→11:45 苫前上町 沿岸バス (660円)
徒歩 350m
「道の駅 風Wとままえ」
3日目(後半)に続く
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