こちらの記事は三重県ミジュマルスタンプラリー2025に挑む 前半戦―3日目です。
いつもの道の駅巡りではなく番外編。
1,2日目はこちら

2025/11/15(土)
【7/33】鳥羽市営定期船-答志定期船待合所まで
おはようございます。夜明けの答志港。
チェックインの際は和具港から宿の車で送ってもらいましたが、実は宿から徒歩5分のところに別の港があります。
スーツケースとか大きい荷物が無ければ歩きでも余裕でアクセス可能。

というわけで答志港にやってきました。鳥羽の港とは違ってこじんまりした待合所です。
中は窓口がありましたが営業時間前。券売機があったので乗船券を買います。

そもそも5000円くらいで泊まれた鳥羽駅近くではなく1万円した答志島の宿に泊まったのは、
鳥羽市営定期船のスタンプが離島側のターミナルのみに設置されているため。
近鉄の特急列車内設置もそうですが、うまいこと考えましたね。
確実に船を利用して離島に来ないと押せないようになっています。
船の始発は早いので、朝にこのスタンプを押せれば時間を有効活用できるわけです。

06:55 答志港 鳥羽市営定期船 鳥羽マリンターミナル行
朝一の鳥羽行の船に乗っていきます。ミジュマルのいるはばたき号ではなかったですね。
答志港から乗るのは10数人くらいで空席が目立ちました。

約15分で昨日降りた和具港。航路は答志港⇔和具港⇔鳥羽となっています。
和具の方がアクセスがよいのか、野球のユニフォームを着たキッズなどゾロゾロと客が入ってきました。

いかついデザインの遊覧船が見えてきたら鳥羽マリンターミナルももうすぐ。
和具⇔鳥羽も所要時間は15分ほどです。そこそこスピード出していましたが揺れはほとんどなかったですね。

昨日は暗かったので寄りませんでしたが鳥羽マリンターミナルの奥には
ミジュマルに支配されたミジュマル公園があります。
既に推しポケモンのいる福島や岩手、香川にもこの手の公園は造られていて着々と全国展開を進めています。
なお鳥羽だけでは満足いかなかったのか鈴鹿市にもある模様。

こちらは第1シーズンの取得対象で、第2シーズンは必須ではありませんが
マリンターミナルにスタンプが置いてあったので押しておきました。
鈴鹿のほうは、駅から離れているので予定に組み込むのは今のところちょっと厳しい。

【8/33】松阪市-松阪市文化財センターはにわ館まで
07:46 鳥羽 近鉄鳥羽線/山田線/名古屋線 急行 近鉄名古屋行
昨日と合わせて伊勢志摩エリアのスタンプは大方攻略できたので、中勢~北勢へ。
鳥羽駅で待機していた近鉄急行に乗車します。

8時18分、伊勢市と同じくJRとの共同管理駅松阪で下車。
松阪牛で全国的にも有名な町だと思いますが、駅周辺はホテル以外これといったものがないです、、
主要な店などは国道沿いに移ってしまった典型的な地方都市。

松阪市のスタンプ設置場所は駅から歩いて約2km。
もう少し先の時間帯だと市のコミュニティバスがあるんですが今は歩いたほうが早く着きます。
駅の近くを流れる阪内川を渡って西へ。

着きました。松阪市文化財センターはにわ館です。
松阪市にある宝塚古墳というところから出土された珍しい埴輪が国宝指定されています。
入館料110円と安いんですがこの日も関西文化の日で無料でした。
そもそも三重県は関西なのかという疑問もありそうですが(一部地域を除き基本的には東海地方の経済圏です)、
徳島・鳥取も含めためちゃめちゃ広義の関西として定義しているようです。

裏手は鈴の森公園という広めの公園。
1993年まで稼働していたカネボウ綿糸工場の跡地を転用したものです。

こちらはレプリカですが、船の形を模した船形古墳というのが希少性が高いとされています。
海で活躍した豪族のものなんじゃないかと考えられていますが誰の墓なのかははっきりしていないようです。

本物はこちらの中、埴輪といったら人間か馬の形をしたやつくらいしか知りませんでしたが
ここは家とか盾とかあまり見かけないような?形のやつが多く展示されていました。

松阪市はミジュマルを差し置いてニャースが中央。
江戸時代に多くの豪商を輩出したこととニャースの小判が繋がっているようです。

帰りも同じ道を歩き。遠目に松阪城跡を眺めます。

【9/33】玉城町-アスピア玉城まで
10:07 松阪 紀勢本線/参宮線 普通 鳥羽行
続いて目指すのは玉城町。三重県内では多くの区間で並行しているJRと近鉄ですが
松阪-伊勢市に限ってはルートが大分異なっており、途中にある玉城町はJRのみが通ります。

10時36分、外城田で下車。途中多気で長時間の列車交換待ちがあった関係で時間かかってます。

駅前は田んぼしかないです。
外城田駅の所在地はギリギリ多気町で、ここから歩いていくと玉城町になります。

三重県内のスタンプ設置場所でここが公共交通機関での訪問が最も難しい場所。
近隣地域は元気バスとかいうデマンドバスしかないんですが役場での事前登録が必要でハードルが鬼高いです。
(そもそも町民以外が登録可能なのか?)
田んぼを2kmほど歩くとやっと集落に出てきました。まだ折り返し地点。

外城田駅から3.9km、50分の徒歩でアスピア玉城に到着しました。
久々にこれだけ通しで歩きましたが平地だったのが救い。当然帰りも歩きますからね。

建物は大きく分けて2つあってこちらが農産物直売所。
奥にレストランがあったんですが2024年9月末で休業しています。

でこちらが玉城弘法温泉という温泉施設。弘法大師ゆかりの岩が見つかったことからこの名前になっています。
書いといてアレですが弘法大師ゆかりの岩ってなんだ?

前述したようにレストランは休業中だったので食事できる場所はないのか~と思っていましたが、
温泉施設の一角にチャレンジショップという扱いで飲食店がやってました。これは朗報。
(木~日曜日の営業です)
日替わりのトンテキ定食を頂きました。

色がついてないとわかりにくいですが、ミジュマルが頭に乗せているのは梨。
あとは玉城豚というブランドがあってブタからバネブーになっているみたいです。

【10/33】名張市-名張市観光協会まで
休憩もそこそこに外城田駅に戻ってきました。
現在の時刻は13時ちょっと過ぎ。松阪方面に戻りたいんですがちょうどこの時間帯列車が来ません。

13:22 外城田 参宮線 普通 鳥羽行
なので伊勢市に一回出て近鉄で戻ります。14時台の列車を待つよりこちらの方が早い。

14:19 伊勢市 近鉄山田線/名古屋線 急行 近鉄名古屋行
伊勢市で40分ほど待ちますが、それでもこちらの方が早い。
(正確にはどちらも松阪14時33分着ですが、JRだとこの列車には乗り継げない)

伊勢中川で大阪線に乗り換え、名張で下車。
三重県の中でも異色で関西方面との結びつきが強く、大阪への通勤圏になっています。

名張市のスタンプ設置場所はバス発着所の隣にある駅前の観光案内所。
16時までと営業時間が短いので注意。

手裏剣の特訓をしている?ミジュマルでした。
ここは滞在時間短め、手短に用を済ませ駅に戻ります。

【11/33】伊賀市-上野市駅まで
15:50 名張 近鉄大阪線/山田線/鳥羽線 急行 五十鈴川行
名古屋圏では見ることない関西万博ラッピングの列車でした。
万博の話もすっかり聞かなくなりましたね、

伊賀の里へ歓迎とある伊賀神戸駅で下車。
ここから元近鉄、現在は第三セクターの伊賀鉄道が出ています。

16:12 伊賀神戸 伊賀鉄道 普通 伊賀上野行
睨みを利かせた忍者列車がやってきました。
伊賀神戸が終点になるので折り返しで伊賀上野行になります。

発車してしばらくは収穫を終えた畑の広がる景色。

その後国道422号と並走、徐々に住宅や店が増えてきました。
こちらの四十九駅、ベンチ等がやけに綺麗で調べてみたら2018年開業。
近鉄時代に一度廃止になったんですがイオンタウンが近くにできたことで住民要望により復活しました。
珍しいケースですね。

忍者列車は青・ピンク・緑の三種類あって、今乗っている緑の列車は
車内のあちこちに三重県産の杉を使用した装飾がなされています。
背の高い人、緑のモサモサに当たりそう、

16時41分、別名忍者市駅となった上野市で下車。

駅舎も忍者市駅の表記の方が大きくなっています。観光客へのアピールですね。

伊賀市のスタンプは上野市駅の改札入る手前の場所に置いてあります。
駅徒歩0分はアクセスしやすくて助かる。
伊賀エリアは名張市と伊賀市の2か所なので、これで制覇です。

駅前はこんな感じ。伊賀市の中心地域になっていて他の駅と比べ飛び抜けて発展しています。
(他社線との接続がある伊賀上野、伊賀神戸周辺はどちらかというと住宅地)

次の列車は1時間後。外で待ってるのは寒いので
ハイトピア伊賀という建物内のカフェで休憩していました。
伊賀焼を使用した土鍋ブリュレとかいうやつ。

【12/33】亀山市-亀山市青少年総合支援センターまで
17:41 上野市 伊賀鉄道 普通 伊賀上野行
すっかり日も落ちましたがあと一ヶ所。
上野市-伊賀上野は徒歩距離2.7kmなので待ち時間の間に歩けなくもなかったですがさすがにね、
乗り継げる列車も変わりませんし。

17:50 伊賀上野 関西本線 普通 亀山行
17時48分、伊賀上野に到着。2分で関西本線に乗り換えます。
ホーム上に乗り継ぎ用の切符売り場があったみたいなんですが存在に気が付きませんでした。
そもそも時間足らん。
切符売り場があるという理由で整理券が出なかったので精算が不安、

18時32分、終点の亀山に到着。
よくある事例なのか特に尋問もされず伊賀上野-亀山の料金で精算できました。
桑名に住んでいた時も亀山駅は何度か行きましたがそのときは駅前が工事中でしたね、
久々に来たらバスターミナルが整備されて駅前に市立図書館が移転していました。

駅前の変貌ぶりに感心した後は歩き。
亀山公園にある青少年総合支援センターというところにスタンプがあって、なんと21時まで開いています。

駅からは1.4km。もはや周囲は暗闇ですが施設の明かりはついていました。
なんでこんなに遅くまでやっているのか?疑問でしたが
この日は日本語の授業を18時からやっているみたいでした。
市内で働く外国人が、勤務後にこちらで授業を受けたりしているんでしょう。
亀山市に住む外国人の国籍だとブラジルが最も多いらしいです(三重県全体でも多め)。


あまり部外者がたむろする場所でもなさそうなので、スタンプを押してすぐ引き返します。
亀だからドダイトス?

19:13 亀山 関西本線 普通 名古屋行
19時55分発に乗る予定でしたが、小走りで戻った結果1本前に間に合いました。
あとは宿に向かうだけ。

19時43分、JRの四日市駅に到着。
貨物がメインのため近鉄の四日市駅と比べて海沿いの繁華街から離れた場所にあります。
節電の意識高すぎて駅名標のライトすら付いていない、、

昨日宿代が嵩んだので今日は快活CLUBです。
四日市の店舗は初めて利用しましたが、鍵付個室の部屋数が多くて混まなさそうですね。
いい場所を見つけてしまったかもしれない。

- ここまでの移動経路まとめ
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「鳥羽市営定期船-答志定期船待合所」
06:55 答志港→07:25 鳥羽マリンターミナル 鳥羽市営定期船 550円
徒歩 600m
07:46 鳥羽→08:18 松阪 近鉄鳥羽線/山田線/名古屋線 710円
徒歩 1.9km
「松阪市-松阪市文化財センターはにわ館」
徒歩 1.9km
10:07 松阪→10:36 外城田 紀勢本線/参宮線 240円
徒歩 3.9km
「玉城町-アスピア玉城」
徒歩 3.9km
13:22 外城田→13:41 伊勢市 参宮線 240円
14:19 伊勢市→14:40 伊勢中川 近鉄山田線 1210円(名張まで)
14:48 伊勢中川→15:33 名張 近鉄大阪線
「名張市-名張市観光協会」
15:50 名張→15:58 伊賀神戸 近鉄大阪線 300円
16:12 伊賀神戸→16:41 上野市 伊賀鉄道 400円
「伊賀市-上野市駅」
17:41 上野市→17:48 伊賀上野 伊賀鉄道 280円
17:50 伊賀上野→18:32 亀山 関西本線 590円
徒歩 1.4km
「亀山市-亀山市青少年総合支援センター」
徒歩 1.4km
19:13 亀山→19:43 四日市 関西本線 420円
4日目に続く

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