こちらの記事は道の駅 奈良県編①/三重県編②です。
2021/11/20(土)
道の駅 宇陀路室生まで
06:30 桑名 近鉄名古屋線 急行 鳥羽行
朝早くから元気に活動。近鉄で三重県を越えて奈良まで行きます。
使う切符は以前にも使用した愛知・三重フリー切符。1日1500円で愛知・三重県内の区間が乗り放題です。
コロナ期間限定だったので現在は販売無し。通年で売ってたら利益出せなくなりますわな。

2回ほど乗り継いで、三本松というところで下車。
愛知・三重フリー切符の有効区間は1つ前の赤目口までなので、赤目口で一度精算して再度乗りました。
20分待てば次の列車が来たのでたいした負担ではない。
(乗り越し有効のルールだったかは、よくわかっていません)

付近は奈良と三重の県境近くの山あいの地域。
この先のトンネルの都合か随分高いところに駅があります。
下に見えている駐車場が道の駅の敷地。

ホームから外の様子を眺めていたらひのとりが通過していきました。
さすがは特急街道。

駅舎は無人でコンパクト。
改札は一箇所で反対側には出れません。

坂を下りて国道へ。駅のホームから見えていたこともあり下ってしまえばすぐ近くです。

こちらが道の駅 宇陀路室生の建物。奈良に入ったので近畿地方初となります。
営業時間前なので少々待機。

そばを流れているのは宇陀川。最終的に名張川に合流します。
予測変換だと宇田川しか出てこなかったんですが影が薄いのか。

9時になってオープンしました。マスクをした苦しそうなせんとくんの歓迎を受け入店。
中には特産品販売所の他にレストランもありますが現在は休業中です。

4月開始のスタンプラリーに対し訪問したのは11月、でしたが在庫ありました。
関東の人気の道の駅とかだと普通に無くなってるので同じ感覚で臨まない方がよいです。
期間が書いてありますがこれは賞品とかに応募したい場合。
地区ブロック完全制覇の賞状だけであれば近畿は期間無制限です。

スタンプは入口入って右の方にある情報コーナーのところにあります。
なんか歴史街道スタンプというのもありますがこれは別物。

近畿ブロックの道の駅スタンプはフォーマットが統一されているので区別はつけやすいです。
室生寺の五重塔はわかりますが、あとは?
隣は飛鳥桜水晶、左の花はすずらんですかね。

特産品売り場でかたやきせんべいを買いました。
馬鹿正直にそのまま食べていたんですが歯が欠けるんじゃないかというくらいに硬い。
どうもかたやきせんべいはガリッといくのは間違いで、
割って細かくしてゆっくり口の中で柔らかくしながら食べるのが正解みたいです。気づくの遅かった。

| 住所 | 奈良県宇陀市室生三本松3176-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0745-97-2200 |
| 営業時間 | ・特産品販売所 9:00~18:00 ・農産物直売所 8:00~17:00 (4月20日~9月), 8:00~16:00 (10月~4月19日) |
| 定休日 | 年末年始(12月31日~1月1日) |
| スタンプ | 施設内情報館近く |
| 登録日 | 1997年10月22日 |
| HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19484 近畿道の駅:https://www.kinki-michinoeki.com/station/udajimurou/ 宇陀路室生HP:https://www.michi-no-eki-udajimurou.jp/ |
| ルート研究 | TBD |
道の駅 伊勢本街道 御杖まで
09:55 三本松 近鉄大阪線 急行 青山町行
再度三本松駅から今度は三重県に戻ります。
写真は見慣れない緑の車両が走っていたので撮影したところ。団体用の列車かな?

10時2分、名張で下車。
大阪方面へのベッドタウンとして大規模な宅地開発がされましたが、時が進み高齢化の課題を抱えている場所です。
あと財政がちょっと危なめ。

駅前に狭めではありますがバスターミナルがあります。
どうも曾爾高原のススキのシーズンだったようで、名張から出るバスを待っている人がそれなりにいました。

10:10 名張駅前 三重交通 名張興津線 敷津行
その路線ではなく、広告たっぷりのこちらのバスに乗ります。
名前は名張興津線なんですが、もともとの終着地名松線の伊勢奥津駅には2021年3月に運行区間短縮で行かなくなり
現在は途中の敷津というところが終点です。

バスは名張川の上流方面へ進行。

途中にある比奈知ダム。
名張川の水量調節と発電に一役買っています。

ダムによってできたひなち湖の脇をしばらく進みます。

終点まで乗りました。11時4分、敷津で下車。バスは車庫みたいなところに引き上げていきました。

名張市→津市ときて今いるのは奈良県御杖村というところ。
道の駅の名前も御杖村からとっています。バス停から歩いて数分で到着。

国道から見て右奥にあるのが温泉施設とレストラン。
このときはレストラン営業中でしたが2023年4月より休業中のようです。
温泉施設があるんだから一定数利用しそうなのになかなか経営が厳しいのか。

手前にあるのが農産物直売所。名前の通りですが付近でとれた野菜を主に置いていますs。

スタンプは直売所の入り口近く。温泉施設にも置かれているようです。
温泉施設のほうが営業時間が長いので時間帯によってはそちらを探すことになります。

スタンプは御杖温泉をイメージしたもの。

小腹が空いたのでコロッケパンと、御杖村でとれたサトイモを購入しました。
日帰りなので生鮮系でもOK。

| 住所 | 奈良県宇陀郡御杖村大字神末6325 |
|---|---|
| 電話番号 | 0745-95-2641 |
| 営業時間 | ・農産物販売所 10:00~17:00 ・姫石の湯 11:00~20:00 |
| 定休日 | 年末年始(12月30日~1月3日) ※姫石の湯は1月1日のみ |
| スタンプ | 農産物直売所内、入口近くまたは姫石の湯施設内 |
| 登録日 | 2004年8月9日 |
| HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19488 近畿道の駅:https://www.kinki-michinoeki.com/station/isehonkaido-mitsue/ 株式会社みつえHP:https://mitsue.life/ |
| ルート研究 | TBD |
道の駅 美杉まで
次は三重交通が廃止したかつての終着、伊勢奥津駅に行きたい。
一応津市がコミュニティバスを県も市も異なるここまで走らせているんですが火~木運行なので利用不可。
ということなので歩きます。

先ほどの道の駅の名前にも入っていましたがこれから歩くのは伊勢本街道という道。
奈良県桜井~伊勢を結び古くからお伊勢参りに向かう旅人が通った区間です。
(厳密には現在の国道369号から外れた旧道が正式ルートだったりしますが、広義の意味で)

津市との境界付近までくると左に住宅がポツポツと現れてきました。
間には伊勢地川が流れています。

道幅が狭くなり、ここは旧街道っぽさが感じられますね。

近くに伊勢本街道の看板。やはり昔からの街道だったようです。

大分進んで駅まであと少し。かつて蒸気機関車の給水の際に使われていた給水塔です。
名松線全線開通90周年と国指定有形文化財の登録を記念してか修繕が進み
写真の状態よりきれいになっているみたいです。

歩くこと6.6km、大きなイチョウの木が目を引く伊勢奥津駅に到着しました。

少々時間があるので近くの観光案内所で休憩。
お腹を満たせるものがあればよかったんですがあいにく売り切れでした。

13:05 伊勢奥津駅 津市コミュニティバス 美杉循環ルート
駅前に待機していた青色のバスに乗車。
津市のコミュニティバスは少々特殊で通年運行されている路線と期間限定運行の路線があります。
今から乗る美杉循環線はGW、10月のアサギマダラ観光シーズン、
11月の紅葉シーズンの3回、2025年は計19日間運行されます。
土休日はこれ以外に交通手段がないので、狙って来ました。

10分で道の駅美杉に到着。伊勢奥津駅からは4.5kmなので頑張れば歩けますが
歩道がない区間なのでなるべく避けたかった。
(道の駅のHPでは観光案内所で借りることができるレンタサイクルの利用を推奨しています)

美杉地区は名前の通り杉に囲まれた地区で、
杉材をはじめとした木工製品が売り場の多くを占めています。

売店の外観。建物は純木造建築となっています。

軽食コーナーがあったのでお昼にチャーハンを頂きました。
ほんとに軽食って感じの量です。ガッツリは期待しない方がよい。

スタンプは売店入口のすぐ近くの場所にあります。

個人的になんかゾワっとするようなデザイン。杉で外枠を作っています。

杉材が特産ということなので箸を購入しました。
しばらく使っていたんですがささくれができてしまったのでお役目終了、

| 住所 | 三重県津市美杉町上多気267 |
|---|---|
| 電話番号 | 059-275-0399 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | なし |
| スタンプ | 売店入口近く |
| 登録日 | 1999年8月27日 |
| HP | 道の駅公式:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19386 近畿道の駅:https://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/mie/mie10.html 津市観光協会:https://tsukanko.jp/spot/s721/ |
| ルート研究 | TBD |
14:20 道の駅美杉 津市コミュニティバス 美杉循環線
戻ってきたバスに乗り道の駅を後にします。

15:06 伊勢奥津 名松線 普通 松阪行
伊勢奥津駅で下車して閑散路線として有名な名松線に乗車。廃線の話が出そうで出ない。
この日も伊勢奥津~家城間は乗客4,5人程度でした。

初めて乗るので景色を楽しむ気でいたんですが、
途中から収穫の終わった茶色い農地の景色の区間がひたすら続き爆睡してしまいました。
というわけで約1時間30分で終着の松阪に到着。
近鉄のフリー切符なので近鉄で桑名に戻って終了です。

- ここまでの移動経路まとめ
-
※近鉄愛知・三重フリー切符を使用、()内は乗車日当時の正規運賃
06:30 桑名→07:26 伊勢中川 近鉄名古屋線 (1410円、赤目口まで)
07:33 伊勢中川→08:03 青山町 近鉄大阪線
08:04 青山町→08:22 赤目口 近鉄大阪線
08:40 赤目口→08:43 三本松 210円
徒歩 650m
「道の駅 宇陀路室生」
徒歩 650m
09:55 三本松→10:02 名張 近鉄大阪線 260円
10:10 名張駅前→11:04 敷津 三重交通 910円
「道の駅 伊勢本街道 御杖」
徒歩 6.6km
13:05 伊勢奥津駅→13:15 道の駅美杉 津市コミュニティバス 200円
「道の駅 美杉」
14:20 道の駅美杉→14:30 伊勢奥津駅 津市コミュニティバス 200円
15:06 伊勢奥津→16:34 松阪 名松線 860円
16:40 松阪→17:43 桑名 近鉄山田線/名古屋線 (960円)
訪問した道の駅一覧
次回の旅行に続く

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