2021/10/11 (月)
こちらの記事は道の駅 三重県編①です。
時はさかのぼること4年前。
2021年は就職して1年目、でしたが世間は前年から続く新型コロナウイルス騒ぎで大変な状態。
入社式も研修もリモート、その後も50%出社のような感じでした。
県境を跨ぐ移動は控えてなんて言われる中、7~8月頃までは半径1km圏内で生活していましたが
第n波の数字も増えていく中で1人でなら自己責任で遠出をしてもいいんじゃないかと考え、
かねてより計画していた道の駅巡り(公共交通機関縛り)を始めることにしました。
これが記念すべき最初の活動。
道の駅 菰野まで
07:52 桑名 近鉄名古屋線 急行 伊勢中川行
当時の最寄りは三重県北部、桑名駅だったのでここが拠点。
まずは近場から行くことにしました。
※写真は近鉄四日市駅です

2021年は観光客を失って経営が厳しくなった近鉄がなりふり構わずフリー切符を出していました。
愛知・三重の全線1日フリーでなんと1500円。名古屋-鳥羽方面の片道で元が取れるレベル。

08:30 近鉄四日市 近鉄湯の山線 普通 湯の山温泉行
近鉄四日市で湯の山線に乗り換えます。
昔は特急も乗り入れていたらしいですが現在は2両編成の普通列車が行き交うのみ。

8時52分、中菰野で下車。住宅街の合間にホームが設置されています。

駅前の通り。自粛ムードもあってか歩く人は少なく静かです。
この頃はどこもこんな感じでしたね。

中菰野駅から徒歩5分ほど、記念すべき最初の道の駅 菰野に到着しました。
挑戦はここから始まった。

湯の山街道沿いにある道の駅ですが場所があまり取れなかったのか、
駐車スペースも店舗も小さめです。

売り物ではないことを全力で主張していたレンタサイクル。

まっさらなスタンプブックをゲット。今は1冊400円、当時は350円だったかな?

菰野町の由来にもなった、真菰を使用したお菓子を購入。
最近はマコモ湯のせいであまりポジティブなイメージがないかもしれませんが、もとは栄養豊富な薬草です。

時間はあるので隣の菰野駅まで湯の山街道を歩きます。
なんとも珍しい日本家屋ののモデルハウスがありました。新築でこれ建てる人どれくらいいるんでしょう。

道の駅 志摩磯部まで
10:08 菰野 近鉄湯の山線 普通 近鉄四日市行
湯の山線は駅間がそこまで長くないので、2kmほどの徒歩で隣駅菰野に到着。
こちらのほうが多少規模が大きそうです。

10:35 近鉄四日市 近鉄名古屋線/山田線 急行 五十鈴川行
近鉄四日市に戻り再び南下。特急は使わず急行で焦らず移動します。
(最近の事情はわかりませんが)近鉄は急行列車にもクロスシート車両がいるのでそれなりに快適に過ごせます。

11時18分、大阪方面への分岐点伊勢中川で下車。五十鈴川行だと途中で終着になってしまうので乗り換えます。

11:24 伊勢中川 近鉄山田線/鳥羽線/志摩線 普通 賢島行
というわけで伊勢中川始発の普通列車に乗り換え。

12時58分、穴川駅で下車。普通列車のみ停車の駅でやってくる列車は1時間1~2本です。

地形の関係か高架にあり、すぐ近くに伊雑ノ浦という入り江があります。
その奥に見えるのが志摩スペイン村のホテル?

この駅が次の道の駅の最寄りですがここからの交通機関はなし。
内陸方面へ歩いていきます。

少々登っていくと国道167号線と交差。右折して国道に進路を変えます。

ここを左折。別に高速道路のICに近いとかそういうわけでもないですが道の駅は高台にあります。

歩きには厳しい坂道を登って到着。道の駅 伊勢志摩です。
左が案内所兼休憩所、右が土産物店やレストランが入っている建物です。

そしてその奥にはなぜか場外馬券売り場。付近に住む人にとっては貴重な?施設でしょうか。

そのさらに奥は観光農園がありました。
あまり深入りしませんでしたが季節によってひまわり、ネモフィラ、コキアなんかが見られるそうです。

志摩磯部の街、だったかは記憶が定かでないですがこれだけ登ってきました。
歩く機会も減っていたのでなかなかの疲労感。

運動したご褒美にレストランで昼食。

お土産売り場はいくつか店舗かあるんですがその中にやり手の店員さんがいて、
巧みな話術に乗せられてわかめとあおさを買うことになりました。

帰りは同じ道だと面白みがないので、穴川の隣志摩磯部まで歩くことにします。
距離的には大して変わりません。

トンネルを抜けて住宅団地のようなところをかき分けると磯部バスセンターに到着。
南伊勢町や志摩市の南端に行くバスが発着する拠点となっています。

そこからさらに数分歩くと志摩磯部駅。写真だけ見ると日本の駅とは思えないような感じです。
昭和のころは観光拠点として大いに賑わっていたんですが鵜方駅にその座が移り現在は寂れ気味。
駅舎は志摩スペイン村が近くにあるようにスペインモチーフらしいです。

両脇に囲われているのはかつて使用されていたエスカレーター。復活する可能性は低そうです。

駅の自由通路も空きスペースが多く、過去にお店があったような雰囲気が醸し出されています。

改札内のコンコース。広々としていて多くの客が待合所として利用できるようになっていました。
今は1日乗車人員300人程度なので、持て余していますね。

(たぶんまだ現役の)パタパタ式発車標。関東だと京急の川崎駅が代表的でしたが2022年にすべて廃止、
近鉄でも三重県内はここ志摩磯部と榊原温泉口のみ残っています。

15:11 志摩磯部 近鉄志摩線/鳥羽線 特急 大阪難波行
帰りは特急課金で移動。2F建てのいわゆるビスタカーが来ました。

15:40 鳥羽 近鉄鳥羽線/山田線/名古屋線 特急 近鉄名古屋行
残念ながら大阪難波行だったので一度乗り換え。
鳥羽で始発の名古屋行特急が待っていたのでこちらに乗り換え、桑名まで戻って終了。
最初なので、慣らしのような感じでした。ここから本格的な道の駅巡りがスタートすることに。

- ここまでの移動経路まとめ
-
07:52 桑名→08:04 近鉄四日市 近鉄名古屋線
08:30 近鉄四日市→08:52 中菰野 近鉄湯の山線
徒歩 400m
「道の駅 菰野」
徒歩 1.7km
10:08 菰野→10:26 近鉄四日市 近鉄湯の山線
10:35 近鉄四日市→11:18 伊勢中川 近鉄名古屋線
11:24 伊勢中川→12:58 穴川 近鉄名古屋線/山田線/鳥羽線/志摩線
徒歩 2.3km
「道の駅 伊勢志摩」
徒歩 2.5km
15:11 志摩磯部→15:29 鳥羽 近鉄志摩線 1340円 (特急券、桑名まで)
15:40 鳥羽→16:59 桑名 近鉄鳥羽線/山田線/名古屋線

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